「蜃気楼」                作詞・作曲/壱百六拾


過ぎ去りし時の               笑顔で手を 振る君
高鳴る気持ち抑えながら  普通のそぶり装っていた
うれしくて情けなくて    照れながら話しか

流れすぎた  月日を Uh-----    埋め合わせ る よ う に

これから どこ行こうとか      新しいお店ができたとか
全てを叶えるには      少しだけ時間が足りなかったみたいだね
懐かしさと   うれしさと   君のその声だけで十分だった
でもあの日の  約束  は   確かめられな か っ た な

二人分かってたけれど   言い出せなかったんだ
臆病なのは 僕だけじゃない        もどかしい時間(とき)が過ぎていた

君と交わす言葉は         どこか探りあいながら
少しだけでも こぼれはしないかと   愛の言葉捜してた
愛の言葉捜してた      愛の言葉捜してた


ただ隣で歩き疲れて          目を閉じて休んでいる君を見ていた
頭では分かっているけど    臆病なってしまうんだ
愛することに怯えてる     間違いじゃないのかもしれない
二人抱き合った真夜中の   交差点を ふと思い出していた
ただ聞こえてくる   君の声が    変わらないことが うれしくて

月日が流れ昔交わした  冗談交じりの約束を 
振り返りそれもいいな なんて思ったりしてたけど

確信のない恋なんだろう  こんなに切ない思いなら
でも信じていたいんだ       ただ君の幸せは


君と交わす言葉は         どこか探りあいながら
少しだけでもこぼれはしないかと   愛の言葉捜してた
冗談も ため息一つも  言葉の 隙間の響きも
できるだけ見逃さないように  愛の言葉捜してた
愛の言葉捜してた       愛の言葉捜してた


臆病な僕の力では      君に何もできなくて
無責任に思うだけ   できるだけ幸せでいて欲しいと
信号待ちで見た君の横顔は  何を思うのだろう僕と一緒かな
帰りの駅まで少し遠いことが  それだけでも嬉しかったけど

何か起きりゃいいなんて     不謹慎な  僕がいた
でも無常に時は過ぎ      君は僕に  背を向けた
振り向いて手を振る君の姿に  さよならを感じ時間が止まった

季節が運んできてくれた    あの夏の    はかない...


夢を見たのだろうか  おぼろげな出来事
でも信じていたいんだ  ただ君の幸せは
でも信じていたいんだ  ただ君の幸せは
ただ君の幸せは


ロクマルの気持ち
「時間が解決する」なんてよく言うけど、時間は時に残酷ですね。
お互いが本当に必要だったときの事って、時が経つと曖昧になっていって、
当時のことを口に出すのをためらうくらいにわざと遠ざけてたり。
ときめく気持ちっていうのはそんなに衰えないんだけど、
その瞬間の想いって言うのはぼやけていくもんなんですね。
人間には忘却っていう特殊な能力があるおかげで、こうして平穏な気持ちが保たれてるんだけど、
そのために大切な気持ちもだんだん忘れ去られていくのかな。
簡単に「あーもう5年経ったのかー」なんていうけど僕らはその間に数え切れないことを経験して莫大な知識を得た代償として膨大な記憶を無くしていて・・・。
なんか小難しくなってきたんですけど、要するに
「愛は熱いうちに撃て」ですかね。


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