「僕ら」          作詞・作曲/壱百六拾2006/10.04


ここから見えるすべてものは   絶え間なく変わり続けるんだな
モノクロ映画を見ているようで  時の流れが有耶無耶になった
過ぎ去った日々を描いたら     半端な形のままで止まった
忘れ行く幾つかの想い出に    心を寄せ未来(あした)を思う

新しい場所で始めるんだ    本当の自分を探すため そして
ここで出会う多くのことが      今の自分に欠けているとして
これからの空を見上げたら    まぶしい太陽に照りつけられ
目がくらんでいるその時に    確かに映し出されていたのは
今  ここで   未来(あした)を思う自分   

僕らは

もう少しだけ 自分を信じ 歩いて行けるなら
意味の無い くだらない言葉に つまずいたりなんかしないのに
移り行く世の中の全てを  掴むことはできないけど
自分の気持ちくらいはわかるだろ


自分を愛することですらうまく出来ないこの世の中で
どうして人に愛を語ればいいだろうかと思う切ない日々に
真夜中僕らを横切る      古き良き想い出たちは
そんな僕らの気持ち 包むように 優しく微笑みかけてくれる

上か下かの世の中は 少し昔の話で
歩いた道を引き返すくらいの余裕を持っていた方がいい
一方通行だけの世の中じゃ すれ違うこともできないから
日常の波に飲みこまれて   忘れそうになってしまうんだ
愛(いと)しい人の笑い声さえも  

僕らには

数え切れないほどたくさんの生き方があるのに
人に自分をゆだねることだけしか見えないのかな
灰色の綺麗な道だけ選んでいても 明日はくるけど
僕らが歩いてきた道は 明日を探すために続いてるんだ・・・

もう少し  君らしく   大切な気持ち 絶やさぬように・・・
もう少し    君らしく         もう少し・・・             


ロクマルの気持ち
沖縄に到着して、5日目に出来た曲。
沖縄の空を見ながら作りました。
31歳のロクマルが、改めて思ったことを素直に書きました。
世の中の人たちって、7割くらいは楽しんで生きてないような気がしてて。
例えば、リストラとか自殺とか暗いニュースが多いけど、全てを世間のせいにしても、
その矛先を向ける場所が見つからなくって、残念な結果しかなかったり。
自分をきちんと愛することが出来ないから、周りの人まで大きく傷つけちゃって・・・。
人それぞれ、いろいろな束縛の中で一生懸命なのはわかるんだけど、
もうちょっとだけで、自分を愛するようにすれば、もう少し明るくなると思って・・・。
特に外国と日本では仕事の感覚が違うみたいだし。
外国は自分で仕事を始めようとするのに、
日本はどこかにぶら下がって安心するような気質が多いみたい。
せっかく自分の意志で生まれたくて生まれた僕らなのに、
自分を見失っちゃったら・・・そこに感情は必要ないですし・・・
あなたじゃなくっちゃだめなんだって言われる立場でいなくちゃって。
別に独立や、企業を勧めてるんじゃなくって、これは意識の問題。
僕らが僕らであることを、もう少し大切にしたいじゃないですか。
愚痴ばっかりの人生って・・・嫌でしょ。


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